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高齢者の健康維持において「栄養管理」は欠かせない要素のひとつです。
通所介護(デイサービス)では、利用者の栄養状態を適切に把握・評価し、それに基づいたケアを行うことで、生活の質(QOL)向上や低栄養予防につなげることが求められています。
その取り組みを評価する加算制度が「栄養アセスメント加算」です。
栄養アセスメント加算とは、管理栄養士が通所介護利用者に対して栄養状態の評価(アセスメント)を実施した場合に算定できる加算です。
特に、低栄養は転倒・骨折・認知機能の低下・入院リスクなどにつながる重大な健康課題です。
これを未然に防ぐための取り組みとして、栄養アセスメントの重要性が高まっています。
以下のすべての要件を満たす必要があります。
名称 | 単位数 | 算定頻度 |
---|---|---|
栄養アセスメント加算 | 50単位/回 | 6か月に1回まで |
※算定可能な回数は利用者1人あたり6か月に1回が上限となります。
「栄養アセスメント加算」は、単なる評価ではなく、その後の支援にどうつなげるかが問われる加算です。
利用者のQOL向上に直結するため、計画的なアセスメントの実施と、管理栄養士を活用した多職種連携の強化が求められています。
加算名 | 主な違い |
---|---|
栄養改善加算 | 継続的な栄養指導やモニタリングを行う加算(複数回実施) |
栄養アセスメント加算 | 評価・計画の実施がメイン(単発・6ヶ月に1回) |
乾行政書士事務所は、大阪府・京都府を中心に、福祉・介護事業の指定申請サポートや運営支援を行っている医療・介護・福祉支援に特化した事務所です。
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