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介護・福祉事業所を運営していると、必ず耳にする「運営指導」。しかし、「具体的に何を指導されるのか?」「どう対応すれば良いのか?」といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、運営指導の基本的な仕組みや目的を、福祉事業の現場に携わる皆さんにもわかりやすく解説します。事前に知っておくことで、安心して対応できるようになります。
運営指導とは、都道府県や市区町村などの行政機関が、介護サービスや障がい福祉サービスなどを提供する事業所に対して行う定期的なチェックのことです。
事業所が法令・基準に沿って適切に運営されているかを確認し、必要に応じて指導や助言を行います。
📌 ポイント:
「運営指導」は、あくまで適正運営のためのサポート的役割も担っています。
運営指導は、単なるチェックではなく、以下のような目的を持っています:
運営指導には主に次の3つの種類があります:
種類 | 内容 |
---|---|
書面指導 | 提出された書類をもとに確認・指摘 |
実地指導 | 担当者が事業所に訪問して現場確認、書類確認などを実施 |
電話・オンライン指導 | コロナ以降一部で導入。柔軟な確認方法 |
運営指導でよく確認される項目には以下があります:
区分 | 特徴 |
---|---|
運営指導 | 法令遵守と運営改善のための確認と助言 |
実地指導 | 運営指導の一種で、現地での確認が行われる |
監査 | 不正の疑いがある場合に実施され、処分対象になることも |
運営指導はあくまで「指導」であり、「監査」とは違ってペナルティが前提ではありません。
ただし、改善指導に従わない場合は、後に監査対象になるリスクもあります。
運営指導は、突然やってくるものではありません。
通知が来てから慌てないよう、日頃から書類や記録を丁寧に整備しておくことが大切です。
チェックリストの整備、職員への研修、記録の見直しを継続的に行うことで、安心して運営指導を迎えることができます。
✅ポイント:
- 日頃の記録整理が最大の備え
- 指導は「罰」ではなく「質向上」の機会
- 是正が求められたら迅速に対応!
乾行政書士事務所は、大阪府・京都府を中心に、福祉・介護事業の指定申請サポートや運営支援を行っている医療・介護・福祉支援に特化した事務所です。
これから就労継続支援や放課後等デイサービス、訪問介護や通所介護などを開業予定の法人・個人様に向けて、指定取得支援を専門的に実施しています。
さらに、「運営支援」では、処遇改善計画書(実績報告書)作成、研修・委員会の実施、運営指導対策(書類チェック)、自治体へ提出する書類の作成、BCP作成支援等を行っています。
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福祉・介護事業の立ち上げから継続運営まで、全力でサポートいたします。
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