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車両選びで迷わない!軽自動車・ハイエース・NV350どれが正解?近畿の介護タクシー許可専門行政書士が徹底解説

介護タクシーの開業準備で、最も悩むポイントの一つが「どの車両が正解なのか?」という問題です。
軽自動車タイプからハイエース、NV350キャラバンまで、選択肢はさまざま。

しかし車両選びは、
・利用者満足
・売上
・許可申請
・運行管理

すべてに影響する超重要ポイントです。

この記事では、近畿の運輸局審査傾向も踏まえながら、車両選びで失敗しないためのポイントを専門家としてわかりやすく解説します。


■ まずは結論:目的と営業スタイルで“正解の車”は変わる

車両選びは「どれが良い・悪い」ではなく、あなたの事業スタイルに合うかどうかがすべてです。

  • 病院送迎中心・短距離メイン → 軽自動車(スローパー)
  • 通院+入退院・ストレッチャー対応 → ハイエース or NV350
  • 地域でのサポート・幅広いニーズに対応 → ハイエースが最も無難

■ 車種ごとの特徴を徹底比較

軽自動車(スローパータイプ)

メリット

  • 車両価格が安い(新車 180〜230万円)
  • 燃費が良い(リッター15〜20km)
  • 道が狭い地域で小回り抜群
  • 個人利用の感覚で運転しやすい

デメリット

  • ストレッチャー不可
  • 車いす1台だけで満載になり荷物も積みにくい
  • 車内空間が狭く、利用者から“圧迫感”の声も
  • 利用単価が上がりにくい

向いている事業者

  • “住宅地中心”で小回りが必要
  • 外出支援・買い物支援などが多いスタイル
  • 開業初期のコストを抑えたい方

ハイエース(福祉車両)

メリット

  • ストレッチャー対応で万能
  • 車いす2台+付添いも余裕
  • 近畿圏では病院・施設からの依頼が特に多い
  • 利用単価が高い(入院・退院・転院対応)
  • 車内空間が広く快適

デメリット

  • 車体価格が高い(新車 350〜450万円)
  • 燃費はやや悪い
  • 住宅街では運転に慣れが必要

向いている事業者

  • 入退院対応をしっかり取りたい
  • 転院や長距離移動の依頼を取りこぼしたくない
  • 病院や施設との提携を考えている

NV350キャラバン(福祉車両)

メリット

  • ハイエースより価格が抑えられる傾向
  • ハイエースより“運転しやすい”との声も多い
  • ストレッチャー・車いす2台対応が可能

デメリット

  • 中古市場で選択肢がやや少ない
  • 部品や改造パーツの種類がハイエースより少なめ

向いている事業者

  • ハイエースと同等の機能を少し価格を抑えて確保したい
  • 長距離移動より、市内中心の利用が多い

■ 近畿圏で見える“依頼の傾向”

介護タクシーの許可申請や相談を多数受けていると、明確な傾向が見えてきます。

● 最も依頼が多いのは「入退院・転院」

ストレッチャー対応できる車両が有利
ハイエース・NV350が安定的に仕事を取りやすい。

● 平日午前は“病院ラッシュ”

→ 車いす1台では取りこぼしが発生。

● 行政や地域包括からの紹介案件は、

「ストレッチャー対応できますか?」がほぼ必ず聞かれる

→ ハイエース・NV350が“紹介ルート”に強い。


■ 専門行政書士が考える「最適な車両選びの基準」

介護タクシーの許可申請を専門にしてきた立場から言えるのは、
「自分が取りたい仕事」から逆算するのがベストということ。

【基準①】ストレッチャー対応が必要か

→ 取るならハイエース/NV350一択。

【基準②】稼働エリアの道幅はどうか

→ 住宅街は軽が強い
→ 大阪市内や京都市内は小回りより“台数確保”が鍵

【基準③】月商目標

  • 30〜50万円 → 軽自動車
  • 60〜80万円 → ハイエース/NV350
  • 100万円以上 → ハイエース2台体制

【基準④】病院・施設との提携予定

→ 必ずストレッチャー対応車両が求められる


■ まとめ:迷ったら NV350 が“長期的に正解”

車両選びは “初期コスト”だけで考えると失敗します。
重要なのは、

  • 将来取りたい仕事
  • どんな利用者を乗せるか
  • 地域のニーズ
  • 事業の成長戦略

これらを踏まえて車両選びをすることです。

特に近畿では、
入退院・転院の案件が安定して多いため、NV350が最も失敗しにくい選択
といえます。


■ 近畿の介護タクシー開業をお考えの方へ

「どの車両が合うのかわからない」
「今の候補で申請が通る?」
「車庫の要件が大丈夫か不安…」

そんな場合は、事務所・車庫探しの段階からサポートできます。
近畿圏の審査傾向を踏まえた“通過する申請書”を一緒に作成しますので、お気軽にご相談ください。


乾行政書士事務所について|大阪・京都の福祉・介護の指定申請・運営指導対策

医療・介護・障がい福祉の開業・運営なら大阪の乾行政書士事務所

乾行政書士事務所は、大阪府・京都府を中心に、福祉・介護事業の指定申請サポート運営支援を行っている医療・介護・福祉支援に特化した事務所です。

これから就労継続支援放課後等デイサービス訪問介護通所介護などを開業予定の法人・個人様に向けて、指定取得支援を専門的に実施しています。

さらに、「運営支援」では、処遇改善計画書(実績報告書)作成、研修・委員会の実施、運営指導対策(書類チェック)、自治体へ提出する書類の作成、BCP作成支援等を行っています。

事業内容

  • 障がい福祉サービス事業(就労継続支援、生活介護、放課後等デイサービス 、居宅介護、相談支援事業所等)
  • 介護保険サービス事業(通所介護、訪問介護、認知症グループホーム 等)
  • 福祉・介護事業向け指定申請サポート(法人設立、書類作成、運営指導対策 等)
  • 運営支援(運営指導対策(書類チェック)、処遇改善計画書(実績報告書)作成、研修・委員会の実施、補助金サポート、自治体へ提出する書類の作成(例:変更届出等)、BCP作成支援)

対応エリア

  • 大阪府:箕面市・豊中市・吹田市・茨木市・高槻市・枚方市・交野市・寝屋川市・大阪市 ・四條畷市・東大阪市など
  • 京都府:京都市・長岡京市・向日市・八幡市・宇治市 ・亀岡市など
  • 全国対応可能(全国対応プランあり)

乾行政書士事務所の強み

  • 現場経験のある行政書士、社会保険労務士による実務的アドバイス
  • 障がい福祉と介護保険の両分野に対応可能
  • 法人設立から指定申請、運営フォローまで一貫対応
  • 自社運営施設による「現場視点」でのコンサルティング
  • 介護、障がい福祉の様々なサービス形態の実績あり

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福祉・介護事業の立ち上げから継続運営まで、全力でサポートします。


当事務所では、障がい福祉・介護事業の支援に加え、ご利用者やご家族の生活全体を支えるため、遺言・後見・死後事務などの民事業務にも対応しています。現場の実情を理解した行政書士として、福祉と法務の両面から支援いたします。

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