訪問介護「2時間ルール」について解説!!


訪問介護における「2時間ルール」について解説していきます。
では、さっそくみていきましょう。

「2時間ルール」とは、訪問介護のサービスを1日に2回以上提供する場合は、各サービスの提供を2時間以上空けなければならないという規定です。

具体例で説明していきますね。
30分の身体介護を行い、間を空けて30分の身体介護を行った場合は、それぞれ30分(396単位)+30分(396単位)の提供時間の報酬(合計792単位)を算定します。
ここで注意!!
間を空けずにサービス提供を行った場合は、30分と30分を合算し、1時間(579単位)の報酬を算定します。
「2時間ルール」は同一の事業所が連続してサービス提供する場合に限ったルールではないことに注意が必要です。

「2時間ルール」には、例外規定があります。
それは、看取り期の人にサービス提供を行う場合は、各サービス提供の間隔が2時間未満であっても、各サービスの単位数で算定できるようになっています。
ただ、利用者の安否を確認したり、健康チェックを行ったりといった訪問の場合は、算定の対象外になります。

いかがだったでしょうか?
訪問介護を運営するためには、とても大切なルールです。うまく活用していきましょう。

下記に、常勤換算方法の解説しています。訪問介護の人員基準で必要になります。復習しておきましょう。

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